詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

2019-03-06から1日間の記事一覧

■ フラジャイル・ダイヤリー(2)

■ フラジャイル・ダイヤリー(2)* ・2月23日(土)、東鷹栖公民館・東鷹栖安部公房の会主催《音楽・サウンドと映像による朗読会~安部公房「棒になった男」》を行いました。今回の朗読は森田庄一顧問(東鷹栖安部公房の会前会長)、木暮純(詩人・「フラジ…

■ フラジャイル・ダイヤリー(1)

■ フラジャイル・ダイヤリー(1)* ■1月27日(日)14時より、まちなかぶんか小屋(旭川市7条通7丁目)にて、小熊秀雄賞市民実行委員会主催による朗読会「小熊秀雄×フラジャイル リッジリーディング」を行いました。北海道で戦後72年続いた詩誌「青芽」の…

3月17日(日)14時より、まちなかぶんか小屋(旭川市7条通7丁目)にて、小熊秀雄賞市民実行委員会主催の「しゃべり捲くれ講座」

■3月17日(日)14時より、まちなかぶんか小屋(旭川市7条通7丁目)にて、小熊秀雄賞市民実行委員会主催の「しゃべり捲くれ講座」にて、講師としてお話させて戴きます。ご案内チラシのほうができて参りました・・・誠に、恐縮です。 ******** 「小熊の…

支倉隆子さんの個人誌「√2通信」《67》

■支倉隆子さんの個人誌「√2通信」《67》2019に、拙作「タコの山」をご掲載戴き、錚々たる書き手の方々の中をお邪魔致し、大変恐縮致しております。昨年9月に白鳥番屋にて支倉さんにお会いできた奇跡、長屋のり子さんのおかげで・・・素晴らしい詩人…

「小樽詩話会」会報No.621(2019年3月)

「小樽詩話会」会報No.621(2019年3月) 今年は忙しすぎてなかなか小樽へ行けず困っております。小樽詩話会は発足から55年。「高齢化は如何ともしがたいのに、意気軒昂そのもの!」と新世話人の根深昌博さんの談。素晴らしいです!!* 「 手 」 柴田望 シカ…

顔 * 真っ白い 何もないただの壁に 窓を落書きする (日常の出来事や言いたいことを ありのまま赤裸々に書いて 一生の好き嫌いで言い訳に徹する Replicationの自己回路 本物じゃない社会性を開き直り イメージの生育を隔つ ぜんぶ吐き出してしまえば書き手は…

顔* 右車線と左車線の速度が及ばない真ん中に潜む 両側で支えている どちら側でもないのです 相手側を走ったことがなければ 真ん中さえ批判できない 高い場所から語っても同じ片側の芯の一部にしか届かず 放物の記録歪ませて括り 右車線の内にも右と左が左車…