詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

2022-07-11から1日間の記事一覧

■『コロナ、優生、貧困格差、そして温暖化現象——「世界史的課題」に挑むための、私たちの小さな試み』(佐藤幹夫⇄村瀬学 論創社)

■『コロナ、優生、貧困格差、そして温暖化現象——「世界史的課題」に挑むための、私たちの小さな試み』(佐藤幹夫⇄村瀬学 論創社)をご恵贈賜りました。誠に恐縮です。ありがとうございます。 「飢餓陣営」で拝読させて戴いておりました、佐藤幹夫さん、村瀬…

■詩誌「蒐」第16号

■北海道の詩誌「蒐」第16号を拝読させて戴きました。ご恵贈賜り、誠にありがとうございます。 現代詩手帖の詩誌評で「極光」35号に掲載の「何もいらない」(坂本孝一さん)が山崎修平氏により紹介され、「鱈」を魚+雪に部首を解体する試みが注目されていま…

■室蘭の詩誌「詩邦人」第33号

■室蘭の詩誌「詩邦人」第33号を拝読させて戴きました。ご恵贈賜り、心より感謝申し上げます。 「未来とは過去の方位からやってくる」「今日という日が折り返し点だと」気づかせてくれる三村美代子さんの詩篇「分岐点」、「だから今日も/堂々巡りをすること…

■詩誌「蒼原」第107号

■詩誌「蒼原」第107号を拝読させて戴きました。誠にありがとうございます。岩見沢は私の故郷です。 「追悼 根岸安三先生に捧ぐ」、皆様の追悼文から「蒼原」の歴史を学び、根岸安三先生のお人柄を伺うことができました。柴田も20年以上前(「タイムポテンシ…

■平子一氏による『知床』(巻末原詩付)

■平子一氏による『知床』(巻末原詩付)を拝受致しました。心より感謝申し上げます。英訳と日本語の大判の詩集です。「知床はアイヌの言葉で地の果てを意味します。」「知床浦を主題に現代の帰する処をフーガのように編んだ詩的試み」、46篇、英語、日本語……

■「潮流詩派」第269号

■「潮流詩派」第269号をご恵贈戴きました。心より感謝申し上げます。今年は寅年だったのですね…〈特集1 とら〉に、小篠真琴さんによる「虎の子の成人式」、「虎の子」は「ゆっくり枯れゆく」「衣服を着替えてそらへ飛び立つ」「パキラ」へ変わる。「あしたの…

■みつべえ氏による「卵」第10号2022年夏

■みつべえ氏による「卵」第10号2022年夏を拝受致しました。ご恵贈戴き心より感謝申し上げます。 いま、この時代に何が起きているか。ツイート・ドキュメンタリーとも呼べる「花とパンデミック」に衝撃を受けました。詩篇「弾き語り」が誘う情景に響く、「め…

■詩誌「饗宴」初夏号 Vol.92

■詩誌「饗宴」初夏号 Vol.92を拝読させて戴きました。瀬戸正昭さん、お疲れ様です。心より感謝申し上げます! こいえまさのぶさんの音楽エッセイ・「「豪酒」の夜~第1話 ウエスト・サイド物語からウエスト・サイド・ストーリーへ」がとても面白かったです…

■詩誌「晨」第25号

■詩誌「晨」第25号を拝読させて戴きました。誠にありがとうございます。二宮清隆さんがエッセイ「詩とは何か」で、故郷旭川のこと、文芸評論家の高野斗志美先生のことや教え子として柴田の名前を、詩誌「フラジャイル」のことも書いてくれています(写真)。…

■『大田美和詩集 二〇〇四-二〇二二』(北冬舎)

■『大田美和詩集 二〇〇四-二〇二二』(北冬舎)を拝読させて戴きました。ご恵贈戴き、心より感謝申し上げます。18年間の軌跡。「あなた」に語りかける文体の「Ⅲ恋愛萌芽研究詩集」が、マルグリット・デュラスの会話体にも通じるような哲学的な魅力の作品群…

■「小樽詩話会」第641号 てらいかつお氏の追悼号

■「小樽詩話会」第641号は、発起人の一人であるてらいかつお氏の追悼号です。もう少しで60周年を迎える小樽詩話会の温かさ、皆さんの追悼詩文に胸打たれます。萩原貢さんの文(「寺井さんのことを少し」)に、「小樽に詩の会をつくろうや。酒の店でぶち上げ…

■詩誌「59」第27号

■詩誌「59」第27号をご恵贈戴きました。誠にありがとうございます。 岩木誠一郎さんの詩篇「焚火」、「まちがえてしまったのは/もうわかっている」という二行がとても印象的で謎が深い手がかりだと感じました。たえまなく揺れつづけて、生きていることへ…

■「さて、」(2022年5月 第11号)

■「さて、」(2022年5月 第11号)を拝読させて戴きました。ご恵贈戴き、心より感謝申し上げます。 天草季紅さんの「小熊秀雄未完歌集『幻影の壺』を読むためのノート』に注目、小熊秀雄の歌に惹き込まれる理由として、「体温が匂ってくるような身体描写や絵…

■~宮尾節子さんと西原真奈美さんのツイート連詩「ははこいの巻」~『ふたりの普段詩2 母恋』

■~宮尾節子さんと西原真奈美さんのツイート連詩「ははこいの巻」~『ふたりの普段詩2 母恋』を拝読させて戴きました。誠にありがとうございます。詩は匂いであり、記憶であり、味や温かさ、夢や日記に残る文字、今に心と書く念じること、迎え火の光、江戸硝…

■詩誌「BONE」Vol.2(渡辺八畳責任編集)

■詩誌「BONE」Vol.2(渡辺八畳責任編集)を拝読させて戴きました。ご恵贈戴き心より感謝申し上げます。(自然体ストアで通販が行われているそうです。)https://booth.pm/ja/items/3904190今、一番読みたい詩誌の一つです。「詩の書き方、詩の推敲」について…

■高細玄一氏の詩集『声をあげずに泣く人よ』(コールサック社)

■高細玄一氏の詩集『声をあげずに泣く人よ』(コールサック社)をご恵贈戴きました。心より感謝申し上げます。現代の問題に詩の心が真摯に向き合う、読み応えのある詩集でした。ルシール・クリフトン、李陸史、新美南吉などを引用した後半も興味深く読ませて…

■表口和巳氏の詩撰集『ささやき』(竹林館)

■表口和巳氏の詩撰集『ささやき』(竹林館)をご恵贈戴きました。誠にありがとうございます。手でまとめられた手偏の詩「撰」集、掌サイズの囁き。「こんなに老いていたなんて……」、エスカレーターに足を一歩踏み出せず、置いて行かれてしまう、サポートがな…