2018-05-28 ■ 5月27日(日)の毎日新聞です! 堀江敏幸氏による、『火ノ刺繍』(吉増剛造著・響文社刊)の書評、 「全体が一枚の巻物のよう」 「恒星のように巨大な母なる人に向けて放たれた、もう「誰の声なのかわからないようになって来て」いる縫い針の声。」「静止は一つの出会いであり、すでにこの世から去った者たちとの再会である。」言葉と言葉の間を縫ってくる、この世のものならぬ聲の集合体の出現。聲にならぬたくさんの震撼(感激)を胸に。