■全国児童文学同人誌連絡会様で発行されている
『季節風135号 2018夏』のP68~「同人詩評」にて、
旭川の詩誌『フラジャイル第2号』に収録の
林高辞さんの詩作品「冬の朝の詩」が大きくとりあげられております。
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「現代詩の同人誌だと思う。でも、詩の中に子どもたちの姿がある。
作者は子どもたちと同じ風景を感じている。
ただ、大人の視線が入る。後ろから二行目でいい切っている
「その意味のなさに戸惑う」こそが、大人と子どもの境界なのだろう。
「意味のなさ」と考えずに、そこにあるはずの感激を追求するのが
児童文学で、少年詩だ。
それは現代詩とも共通するはずなのだが……。」
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全国の児童文学の同人誌が専門的に紹介されているこの欄に、
現代詩の同人誌の作品がここに紹介されることは、なんと、
異例中の異例とのこと。素晴らしいです。林高辞さん(フラジャイル同人)に、すぐに伝えます。
林さんの作品の良さ、着眼がふっと入ってくる新鮮さが、しっかり伝わっている。現代詩にも少年詩・児童文学にも共通するもの、ここに課題が隠されているようです。
教えてくれて、本を送ってくださった冬木美智子さん(同じくフラジャイル同人)、ありがとうございます。本当に嬉しいです。本、林さんに送ります。
全国児童文学同人誌連絡会様、誠にありがとうございます!!
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2018-07-29.