詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■北海道詩人協会会報「北海道詩人」(No.145 2018.8.1)が届きました。

■北海道詩人協会会報「北海道詩人」(No.145 2018.8.1)が届きました。
5月20日に行われた定期総会・詩人祭開催のこと、新三役の皆様の御挨拶と素敵すぎる御写真…
(会長・村田譲さん 副会長・渡会やよひさん 副会長・三村美代子さん 事務局長・本庄秀雄さん)
この日、前会長の若宮明彦先生にようやくお会いできた感激が蘇りました。ふと、お隣に座らせて戴いた方が、なんと原子修さんでした。(富田さんによろしくね、と御挨拶賜りました。)
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また、拙詩集『黒本』を北海道詩人協会賞の候補にして戴いていたことが、この会報ではじめて分かりました。発行時点では会員ではなかったのですが…大丈夫でしょうか。大変恐縮です。幸甚の限りであります。

(受賞は、日本詩人クラブ新人賞候補作にも選ばれた、鷲谷みどりさんの凄い詩集、『標本づくり』(土曜美術社出版販売)でした。
 ~「見る」ものは「見られる」ものになり、「失う」ものは「失われる」ものになるなど、さまざまな逆転が起きています。そしてこれらのことは、私たちが生きている世界の不確かさと通じています~岩木誠一郎さんの評。
 総会で、透明感の深度強度神話性染み渡る鷲谷さんの朗読を拝聴できましたこと、貴重な機会でした。)
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~『黒本』(デザインエッグ)は、多岐にわたる詩表現がなされ、音符のない音楽がひそみ、詩のある映像、写真など象徴、形象性に富み、少々のむずかしさ、を含みながら、展けた視野の中に思想の確立がみえる。「ねじれ」として、捉えた「変形譚」に思考、思索がなされている。このような精力的活動を通じて、現代詩への牽引力になってほしい。(渡辺宗子さんの評)~
……誠に、奇跡のように、恐縮です。なんという幸せ…。
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今回の「北海道詩人」、旭川柴田又はフラジャイルの記載が15箇所もあり、さらに恐縮の限り、怖ろしい会報です。やばいですね。(5/20総会での朗読・スピーチ、5/26午後のポエジア、7/8北見吉増先生のイベント、旭川詩人クラブetc…)
4月28日に行われた〈ぽえむ・ライヴin豊平館〉朗読会の記事には、なんと朗読する木暮純さんとピアノを弾く柴田の写真が…。
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確かに今年はたいへん忙しくやり過ぎました。今もやるべきことや次々授かる情報に溺れてしまい、ほとんど収集がつかない領域に達しようとしております。正直なところ、かなり疲れております。
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しかし、瀬戸正昭さんの退任御挨拶、「詩人はようはいい作品を書くことがすべてであり、組織の肩書などは無用であることはいまさら申すまでもない」という御言葉、真摯に響き、
村田譲新会長による「組織としてしかできないことを行動する」との御言葉から、人間の所属という概念について深く考えさせられ、リーダーの仕事とは方向性を示すことなので、見事にその職責を果たされている村田会長に、ついて行きたいと思いました!
広告的ですが、的を絞っていかに刺さるか、いかに響かせるか…組織だからこそできる、自分たちなりの活動をさせて戴きたいと思います。入会させて戴き、誠に、ありがとうございました。
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2018-08-03.

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