詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

詩誌『フラジャイル』第3号

 

■おかげ様をもちまして、北海道旭川市発、詩誌『フラジャイル』第3号を、本日発行することができました。
先程、旭川市中央郵便局より、皆様へ…全国各地へ発送をさせて戴いております。だんだん、届いて参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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■今回は…5月15日に北海道立文学館にて行われました、吉増剛造先生、髙橋純先生(小樽商科大学名誉教授)、工藤正廣先生(北海道大学名誉教授)による鼎談《『火ノ刺繍』の未知なる文学地平 完成の経緯を語る》が全編収録されております!!(なんと!特別に、北海道立文学館財団の許可を戴くことができました☆)
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■フランス文学の専門家であり、アントナン・アルトーの研究者であられます髙橋純先生による、詩作品「火ノ刺繍」の評釈《「火ノ刺繍」壮大なメトニミー(換喩)のタペストリー》も収録!

さらに、もう一つの【特別寄稿】の「水無月句会」には、錚々たる詩人の方々のご参加が・・・
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■今月第一詩集『生まれた子猫を飼いならす』を上梓した新同人、小篠真琴をはじめ、各同人の詩作品にも特別な思いがこめられております。
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■詩誌『フラジャイル』第3号 2018 august

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扉           高野 斗志美

【詩】 
手伝う         柴田 望
鍔           二宮 清隆
帰省          小篠 真琴
時差          冬木 美智子
途方もない人生     佐々木 虎力
沈黙          澤井 浩
詩集だけ残った     林 高辞
宇宙と私        荻野 久子
本と映像の日々16   山内 真名
悲しみのコンポジション 木暮 純 

【特別寄稿】「水無月句会」 2018年6月16日

【特別寄稿】「火ノ刺繍」壮大なメトニミー(換喩)のタペストリー  髙橋 純

【鼎 談】 『火ノ刺繍』の未知なる文学地平 完成の経緯を語る 
 吉増 剛造(詩人)
 髙橋 純 (小樽商科大学名誉教授)   
 工藤 正廣(北海道大学名誉教授)

 刊行のお知らせ/近況・ダイアリー/寄贈詩集・詩誌御礼/短信

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2018年7月、遂に旭川の詩誌『青芽』が終刊となりました。
戦後72年間続き、道内外1500人以上もの詩人が参加した
『青芽』の後継誌として、先達の築きあげた歴史と詩魂に火を灯し
〈こわれもの〉=〈FRAGILE〉のステッカーを貼り
次世代へ大切に運び届ける、旭川の創造的詩文化再興に挑戦します。

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■ご講読をご希望される方はぜひ、FBメッセンジャーにてご連絡を賜りましたら幸いです。

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