■渡会やよひさんより、詩誌『POISSON』(2018.11)第四十四章をご恵送戴き、鑑賞させて戴きました。心より御礼申し上げます。
渡会さんの詩作品「片時」の世界、双眼鏡を提げた休日の家族の、光の微塵振りまかれる草叢へ、一気に連れ去られました。「わたしたちの勾配を根こそぎ吹き倒す/荒々しいもの」は訪れるのか…決定的な出来事は語られることなく、あの空をわたっていくのか…
■法橋太郎さん「いのち」、幻に囚われていることに、気づいては忘れる、永劫の繰り返しを、自分の状況を愕然と省みておりました。それが呼吸なのかとも考えました。立ち止まる機会を得ました。