詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■「詩人の家新聞」1~5号(発行:詩人の家・吉増剛造)

■「詩人の家新聞」1~5号(発行:詩人の家・吉増剛造)を大変恐縮ながら拝受致しました。誠にありがとうございます。オーケストラのタクトのような吉増剛造先生の赤ペン校正の痕跡もそのままに「新聞」として印刷発行されている。例えば第一号は窓に直筆で詩を書かれているその筆跡(校正であり、感想であり、感嘆、注意書きでもある)がそのまま写真の外に飛び出しているよう。一昨年の12月、旭川ジュンクギャラリーでも「新しい発行形態」について語られていた。「生の原稿」とカラーコピーの「力」の違いについて語られていた、そのときのことを想起しつつ、今年の夏、鮎川に刻まれた歴史のぎっしり詰まっている、発行形態のアートを、昨日から急に真冬の吹雪に覆われた旭川で拝読致しております。心より御礼申し上げます。スマホのカメラではこの迫力をとらえることができず、誠に申し訳ございません。

f:id:loureeds:20191115221108j:plain