詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■旭川開村130年記念企画展示「安部公房 ~人と作品~」旭川市中央図書館(旭川市常磐公園)

旭川開村130年記念企画展示「安部公房 ~人と作品~」

4月1日より、旭川市中央図書館特別企画と致しまして、旭川市中央図書館(旭川市常磐公園)にて、「安部公房 ~人と作品~」の展示が、2階の展示コーナーで行われております。
「郷土誌あさひかわ」代表で安部公房の従姉妹にあたられる故渡辺三子さんが所蔵されていた貴重な資料を(通常は東鷹栖支所に展示されております)、今回こちらの特別展示で観ることができます。東鷹栖安部公房の会で作成した『無名詩集』のレプリカや、活動なども紹介・展示戴いております。6月まで展示されるとのこと。ぜひ旭川市中央図書館へお立ち寄りの際は、2階の展示コーナーをご覧戴けましたら幸いです。土日でも図書館はかなり空いており、各所に除菌スプレーが設置され、学習スペースは閉鎖、この展示スペースにも人は見当たらない状況ではありますが、市民の文学を愛する心が、確かに存在する一角であります。

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https://www2.lib.city.asahikawa.hokkaido.jp/event/event.html

旭川開村130年記念企画展示「安部公房 ~人と作品~」

日時 令和2年4月1日(水)~令和2年6月28日(日)

内容 安部公房(1924~1993)は『砂の女』,『赤い繭』,『方舟さくら丸』等多くの作品で知られる芥川賞作家であり,演劇や写真の分野でも大きな足跡を残し,今なお後進に大きな影響を与え続けている20世紀後半を代表する芸術家の一人である。 彼の原籍は祖父母が入植した北海道であり,父母はともに鷹栖村(現・旭川市東鷹栖地区)出身,安部自身も一年ほど地域の小学校に通い,その後も度々旭川を来訪する等,地域とのゆかりも深い人物である。 今回の企画展示では安部公房のこうした側面を当館所蔵の書籍等を通じて紹介する。旭川開村130年記念企画展示の第一弾。展示に際しては東鷹栖公民館が所蔵する「安部公房関連資料」の一部を借用,来館者の観覧に供する。

主催 旭川市中央図書館
中央図書館2階にある展示用のコーナーです。同内容で長期間開催される常設展示と,年一度の特別企画展示があります。(料金はかかりません)

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