詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■現代詩塾『阿吽塾』が再開!!『阿吽通信』No.1(2020.7.25)

■現代詩塾『阿吽塾』が再開!!
『阿吽通信』No.1(2020.7.25)がついに発行されました!!
「詩人諸氏の空前絶後にして前代未聞の詩篇の創出をこころより願っている」
《懐紙》(かいし)=中世のうたびとが「ものに触れ時に動かされて歌い出す言葉を記す紙」
「新人」詩人の書き下ろし詩集《懐紙シリーズ》の刊行が宣言されています。
現代詩の新しい動きがついに始動される。
『阿吽通信』No.1(2020.7.25 阿吽塾 綾子玖哉)
・現代詩塾『阿吽塾』再開の弁
 『阿吽通信』発行開始と『現代詩書き下ろし詩集』(懐紙シリーズ刊行について)
・とても注意深く壊された庭で 『どうぶつの修復』藤原安紀子・・・河野聡子
・詩の背後、後背地 ・・・たなかあきみつ 
・某々氏の全詩篇(連載の1)・・・金石稔
詩篇・刻 ・・・青砥たづき
・ウイルスとウィルス、小さい「ィ」も誤記ではないらしいというたった1字の革命性・・・柴田望
河野聡子さんによる『どうぶつの修復』(藤原安紀子)論、「細心の注意が払われた「壊れ」あるいは「バグ」」の操作と「修復師」の位相。
たなかあきみつ氏による詩の背後における増殖の起点、ロスコの絵、レッド・ツェッペリン、セニコーフの鑑賞。ギャラリィ、喫茶店での。
「フラジャイル」第8号にもご寄稿を戴いた金石稔さんの「某々氏の全詩篇」!
青砥たづき氏による時間も場所をも素材にすることのできる、刻む、「彫刻家」の詩法。
…大変な書き手の皆様の中、カタカナ表記の統一を抗う拙文にて末席に参加をさせて戴いております。
メタルマスクの豚さんの導きにより、感動とともに。
新たなる時代の訪れに立ち会わせて戴き、心より感謝申し上げます。

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