詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

「メディアあさひかわ」2020年9月号「~柴田望さんが北海道詩人協会賞を受賞~詩集『顔』に旭川の詩人として11年ぶり」

■本日(2020年8月15日)発売の「メディアあさひかわ」9月号に、
「~柴田望さんが北海道詩人協会賞を受賞~
詩集『顔』に旭川の詩人として11年ぶり」
 1ページまるまる御掲載を戴いております。大変恐縮な内容にて詳しく書かれており、益々身を引き締めて精進致して参らねばなりません。心より感謝申し上げます。
「詩誌「フラジャイル」を主宰する柴田望さん(旭川市在住)の詩集『顔』(ムゲンブックス刊)が、本庄英雄さんの詩集『空を泳ぐ』(中西印刷刊)とともに第57回北海道詩人協会賞に選ばれた。」
「同賞は、過去に原子修、瀬戸哲郎はじめ、本道を代表する詩人が受賞している権威ある賞で、旭川の詩人が受賞するのは、2009年に東延江さん(旭川文学資料館館長)が詩集『花散りてまぼろし』(林檎屋文庫)で受賞して以来、11年ぶり。」
#MeToo 運動で明るみになるセクハラ、性的暴行、対象を自殺に追い込むSNSでの誹謗中傷といった現代の社会的問題の「なぜ人は残酷なのだろう?」という問いに対し、「そもそも人は残酷なのだ」という考え方の転換への誘い」
「表現としてのポストモダンにどう向き合うかということを課題に、公式と非公式が混然と織り重なる世界は常に試作品であり、現代を書くのが現代詩。世界を映そうとするならば、整然としない未完成形を技法として目指すことこそ、誠実であると考え、収録作品ごとに文体を変えるなどの工夫を行い、新しい表現を試みた。」
★書籍はオンデマンド出版です。Amazon にてご購入戴けます。 ISBN-10: 4815012032 ISBN-13: 978-4815012038 https://www.amazon.co.jp/Ebooks-/dp/4815012032

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