■歌手で詩人、伊藤菜乃香さん（「フラジャイル」同人）のCD、「わたしがうたうなら」が届きました！！菜乃香さんが自作詩の朗読とヴォーカル。マスタリングに菅原弘明氏、楽曲制作・演奏はなんとホッピー神山氏！！という錚々たる方々による最強の布陣の中、大変緊張されたのではないかと思いますが菜乃香さんの声が素晴らしい。「フラジャイル」や「メネシス」で読んだ詩や、「ふつう」の鋭い批評性、合唱曲「わたしがうたうなら」も朗読。これを聴きたかったのだというような、リーディングの新しいジャンルを構築しつつあると思われます。朗読から非常にプログレッシブな歌曲へと展開される「真空管の部屋」には麻薬性があります。難曲！聴けば聴くほど、興味深くて、面白い。詩を音楽で映画化させるサウンドを拝聴し、YAMAHA-DX7やKORG-M1～YAMAHA-SY77時代のキーボード・マガジンを読んでいた若き日の…坂本龍一やデヴィッド・シルヴィアン、後期キングクリムゾン他プログレや90年代の日本のロックにおけるシンセサイザーの役割を想起致しつつ、目頭が熱くなりました。「ハイビスカス」を、北海道で歌って戴ける日を夢見ています。
■ひかるえのぐ書店にて絶賛販売中☆
（※業務連絡 フラジャイル同人の皆様へ。本件の情報拡散のご協力をお願い致します。次号「フラジャイル」第10号（３周年記念号）でも、このCDの紹介を掲載致します。宜しくお願い致します。）
