詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■旭川の詩誌「青芽」を、道内最長の戦後72年にわたって発行された富田正一さんが、4月7日に御逝去されました。

旭川の詩誌「青芽」を、道内最長の戦後72年にわたって発行された富田正一さんが、4月7日に御逝去されました。
富田正一さんは小熊秀雄と最も親しい詩友であった小池栄寿氏に師事し、戦後、名寄、旭川の文化振興に貢献され、下村保太郎氏の後継者として旭川詩人クラブの会長を長年務められました。旭川文学資料館の創立にも貢献されました。功績を称えられ、平成28年には旭川文化功労賞を受賞されました。多くの詩人を育て、「青芽」には1500人以上の詩人が関わりました。いつもあの太陽のような笑顔で私たちを励ましてくださり、「青芽」の後継詩誌「フラジャイル」の創刊に導いてくださいました。
「心の拠り所」を築くことに生涯を賭けて貢献された富田正一さんという太陽に灯され、困難な時代を生きる勇気を戴きました。ご指導戴いたことを忘れずに、富田さんにお送りする次の原稿を準備致します。富田さん、本当にありがとうございます。

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