詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■2022年1月1日発行の「思想運動」に、詩人・佐川亜紀さんによる「甦る小熊秀雄~生誕一二〇年の多様な試みを通じて」

■2022年1月1日発行の「思想運動」に、詩人・佐川亜紀さんによる「甦る小熊秀雄~生誕一二〇年の多様な試みを通じて」が掲載されています。11月28日に東京・文京区センターで開催された「第三九回長長忌」(主催・小熊秀雄協会)。映像、講談、朗読、合唱、多彩な表現の取り組みが大成功であったとのこと(YouTube「なにぬねノンちゃんねる」で視聴可能!)。
 また、なんと北海道旭川市小熊秀雄賞市民実行委員会の取り組みや、31年ぶりに公演が実現した旭川歴史市民劇のこと、「旭川歴史市民劇『旭川青春グラフィティ ザ・ゴールデンエイジ』が那須敦志さんの脚本・演出により、三月に市民劇公演が行われた」「大正期から昭和期にかけて旭川は飛躍的に発展し、新しい文化活動がさかんとなり、革新的中心人物が小熊秀雄であったことが市民劇を通してよくわかる。」…詩誌「フラジャイル」より木暮純さんが今野大力役、柴田が鈴木政輝を演じたことまでご紹介戴いており、恐縮の至りです。
 10月19日の「印牧真一郎メモリアルコンサート 飛ぶ橇を歌う~アイヌ民族の為に」、「詩と思想」7月号の小熊秀雄特集など、昨年の小熊秀雄に関する様々な動き、「日本の詩の枠組みを超えた小熊秀雄の表現と思想」が「社会に大きな英知と勇気を与え、今にこそ甦る詩人」としての再確認。旭川で青春を送り、旭川の街を闊歩し、旭川に詩碑のある、詩人・小熊秀雄についてのこと、嬉しく、心より感謝申し上げます。

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