詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■『詩と思想』9月号(土曜美術社出版販売)の詩誌評(後藤大祐氏)に、「旭川から発信される詩の熱源」…詩誌「フラジャイル」第14号のこと、松本莉鼓さんの詩篇「虚脱」について

■『詩と思想』9月号(土曜美術社出版販売)の詩誌評(後藤大祐氏)に、「旭川から発信される詩の熱源」…詩誌「フラジャイル」第14号のこと、松本莉鼓さんの詩篇「虚脱」について評を戴いております。誠に嬉しく、心より感謝申し上げます。
 若き詩人・松本莉鼓(まつもと・りこ)さんのことを私たちが知ったのは2020年4月12日の北海道新聞《日曜文芸》(番場早苗氏選)に「雨降り」、大正レトロ調でリフレイン効果を用いつつも明らかに現代の感性、巧みなルビ、新鮮な世界観に魅了され、2020年9月の「フラジャイル」第9号にゲスト寄稿(「無声放電」)、以降松本さんは「フラジャイル」や綾子玖哉さんの「阿吽通信」などで光彩を放ち、読者を魅了しています。
 今回、後藤大祐氏より「楽しみだ。新しい書き方、新しい書き手」「面白い時代になってきた。共通するのは響きの良さ、画面の向こうに向かって演じる、アーティストの感覚だ」との嬉しいお言葉を戴きました。まさにその気持ちで、Z世代、ミレニアル世代…詩の新時代の扉を開くような、若き才気あふれる詩人の作品を紹介できますことに喜びを感じています。松本莉鼓さん、吉田圭佑さん、川嶋侑希さん……、詩誌「フラジャイル」第15号でも、若き詩人たちの活躍をお読み戴けます。15号まもなく発行致します。(柴田望)

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