■「メディアあさひかわ」2月号に、創刊7周年の詩誌「フラジャイル」第22号発行~アフガニスタン亡命詩人の作品を特集~見開き2ページにて詳しく取り上げて戴き、心より感謝申し上げます。「青芽」(富田正一主宰)の後継誌というところからご紹介戴いております。
昨年11月の『詩の檻はない』第二版、『ソマイア・ラミシュ詩集 私の血管を貫きめぐる、地政学という狂気』の出版、「フラジャイル」第22号に掲載のソマイアさんの詩「(あなたたちは私を殺す」(岡和田晃さん訳)、「世界の狂気に抗う鮮烈な詩集」…佐川亜紀さん、大田美和さんによる詩集評、
「最後の詩「「書け」とあなたは言った」は、「始めに言葉ありき」と言った神の不在に対して、「あなたの不在をどう書けばいいの?」と問いかける詩だ。」
―大田美和 《書評》『ソマイア・ラミシュ詩集(私の血管を貫きめぐる、地政学という狂気)』 (詩誌「フラジャイル」第22号)
詩誌「フラジャイル」第22号への詩のゲスト寄稿、西原真奈美さんの「ひかりの鈴」、橘しのぶさんの「丁々発止」、しまちちさんの「不安な時」、「ノスタルジア」。作品の鑑賞とゲストの皆様の紹介も掲載。
那須敦志さんの戯曲「語り版 白きうさぎ雪の山から出でて来て」(完結!)、松岡真弓さんによる朝伊ミチル詩集『あさいはじまり』書評、古森ものさんによる『帷子耀習作抄』(阿吽塾文庫)の書評、岡和田晃さんによる現代北海道文学研究〈9〉「上林俊樹が試みた、秩父蜂起の弁証法的理性批判」のこと、
昨年札幌と小樽で行った講演「生誕100年・安部公房と旭川~現実を破壊するための仮設と実験の空間~」(柴田望)と別冊詩集『罫』のこと、文芸評論家・高野斗志美先生の『安部公房論』について。
表紙写真は谷口雅彦さん(写真家/谷口雅彦写真アーカイブ室代表)による「2024年11月13日 常磐公園遊園地」(©谷口雅彦写真アーカイブ室)。
詩誌「フラジャイル」第22号、取り扱い書店(札幌:書肆吉成、小樽:がたんごとん、旭川:こども冨貴堂、コーチャンフォー旭川、ジュンク堂書店旭川店)についても丁寧にご紹介戴き、心より感謝申し上げます。