昨年拝受しておりました柳川碧斗さんの詩集『ひかりのような』(七月堂)、周縁、輪郭、空域、管腔などの流麗さを紡ぐ語の発生と有機的運動が、凸と凹を鋭利にけずり詩の意識を循環・拡散させる。「日常の間隙 そこで遥か仰ぎ見れば/世界は/そこから/かならず/むかってくる」(「行方のために」)
昨年拝受しておりました柳川碧斗さんの詩集『ひかりのような』(七月堂)、周縁、輪郭、空域、管腔などの流麗さを紡ぐ語の発生と有機的運動が、凸と凹を鋭利にけずり詩の意識を循環・拡散させる。「日常の間隙 そこで遥か仰ぎ見れば/世界は/そこから/かならず/むかってくる」(「行方のために」)