書家であり詩人であった故石井眞弓さんの追悼文の原稿依頼を日本詩人クラブ「詩界通信」より戴きました。ふさわしい先輩詩人を紹介すべきなのに、書かせてくださいと言ってしまい、誠に申し訳ありません。柴田がまだ石井さんに恋していて、一瞬でその場の空気さえ鮮明に蘇る想い出があるからです。
その想い出の一つ、2019年5月25日、札幌市豊平館で開催した《第2回 ぽえむ・ライヴin豊平館》。石井眞弓さんの詩「薄化粧」の朗読で、柴田がピアノを弾いています。2021年6月に開催予定だった石井さんの書の個展でも演奏するお約束をしておりました。
https://youtu.be/5Znx68o0Uv8?si=C7Bx3tn14_I8rj6_
満州国三江省生まれの石井眞弓さんの美しい笑顔を忘れられず、もうお会いできないとは信じられなくて、2021年3月16日に逝去されたのに、どなたも日本詩人クラブの事務局に連絡をしておらず、4年も経った今年ようやく、追悼文を書かせて戴きます。石井さんの詩を読み返しています。
