詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

📜「紙で会うポエトリー2025」、坂多瑩子さんの詩「君へ」✨

📜「紙で会うポエトリー2025」、坂多瑩子さんの詩「君へ」は君がなかなか出てこない。まちがい電話が夢を途切らせ、ラジオ電波の罪に運ばれ漂着する。シーちゃんは海だろうか。〈電話の声はすうっと消えた〉。最後から二行目の子豚が、最終行の〈どこの誰ともわからない君〉へ〈すうっと〉つながる。

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