「Rurikarakusa」28号、草野理恵子さんの寓話的散文詩「ランゲルハンス島」は地名ではない、すい臓に存在する内分泌腺の集まり。おばあさんとおじいさんの噛み合わない会話が進むにつれて名詞がユーモラスな変容を遂げる。夫婦は他人、名前も忘れ、床の灰緑色を憶いだせない。忘却は切なく愛おしい。

「Rurikarakusa」28号、草野理恵子さんの寓話的散文詩「ランゲルハンス島」は地名ではない、すい臓に存在する内分泌腺の集まり。おばあさんとおじいさんの噛み合わない会話が進むにつれて名詞がユーモラスな変容を遂げる。夫婦は他人、名前も忘れ、床の灰緑色を憶いだせない。忘却は切なく愛おしい。
