ケイトウ夏子さんの詩集『半濁音に咲く花を』(七月堂)を拝読。世界が書かれるのではなく、発明される言葉を素材に静かな世界が塑像される。時も音も光も限りなく静止に近い地点で、ゆっくりと揺籃している。「紙の上に虫眼鏡をかざし/光を集める実験から/あてのない鈴の音へと流れる」(可読の冬)

ケイトウ夏子さんの詩集『半濁音に咲く花を』(七月堂)を拝読。世界が書かれるのではなく、発明される言葉を素材に静かな世界が塑像される。時も音も光も限りなく静止に近い地点で、ゆっくりと揺籃している。「紙の上に虫眼鏡をかざし/光を集める実験から/あてのない鈴の音へと流れる」(可読の冬)
