詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

月刊「メディアあさひかわ」7月号に詩誌「フラジャイル」26号のこと

■月刊「メディアあさひかわ」7月号に詩誌「フラジャイル」26号のこと、大きく掲載戴きました。ありがとうございます。先日、編集室にお邪魔し、これまでの歩みと旭川の文化的街づくりについての単独ロングインタビューを受けました。次号に掲載のようです。
 インタビューのときに記者さんが、高野斗志美先生がある冊子に寄稿した「文化的街づくり」に関する文章を見せてくれた。1975年、五十嵐広三市長の後の松本勇市長体制を応援するような会の冊子だった。「まっとうな人間の在り方」とか、「エラン・ヴィタール(生命の跳躍する力)」などというベルクソンが提唱した言葉が書かれていた。このような宮仕えをしなければならないお立場であった頃の高野先生。学生時代の私たちと好きな小説の話をするときのやんちゃで悪戯な不良のようなお顔とは違う一面。
 インタビューで「文化的な街づくり」にとって大切なことは何かと聞かれ、私は大勢で集まったり、何か街を代表するような政治的な取り組みではなく、小さくても民間レベルで一人ひとりが自由に活動できる社会であることが大切だと思う、変革は常に一人ひとりの内面から起きるし、文化的活動を通じて、見方が変わるような体験を獲得したり共有したりすることが、言葉の力、文学の力だと思うということをお話させて戴いた。ご期待に添う返答ではなかったかもしれません。すみません。
 それとは少し反対のことが書かれているような高野斗志美先生の文章を前にして、何故か高野先生にそう語るように促されているように感じていました。コミュニティが文化の目的であるとは思えなくて、夢中で読んだり書いたりしている一人ひとりが、無理にではなく、たまに自然と集まれるような時間が少しでもあれば、それは奇跡のような素晴らしい機会と存じます。そのような私たちの幽かな活動を長年見守ってくださり、応援してくださっている「メディアあさひかわ」さんに、心より厚く感謝申し上げます。
#メディアあさひかわ
#詩誌フラジャイル

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