詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

2月13日(水)の朝日新聞(道内29面)「情報くりっぷ」にて、《安部公房~サウンド・音楽と映像による朗読会「棒になった男」》ご紹介を戴いております。

■2月13日(水)の朝日新聞(道内29面)「情報くりっぷ」にて、《安部公房サウンド・音楽と映像による朗読会「棒になった男」》ご紹介を戴いております。誠に、ありがとうございます。
 また、2月16日(土)には、旭川ケーブルテレビ ポテト生放送にて、ご紹介させて戴く予定です。地元の告知ご協力に心より感謝申し上げます。

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安部公房サウンド・音楽と映像による朗読会

「棒になった男」

  裁かれざることによって、 
  裁かれる者たち、
  棒となりて地に満てり。

日時 2019年2月23日(土) 13時30分開演
場所 東鷹栖公民館(旭川市東鷹栖4条3丁目安部公房サウンド・音楽と映像による朗読会
入場無料、予約は不要です。直接会場へお越しください。会員一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

■【動画】
「棒になった男」 安部公房サウンド・音楽と映像による朗読会 
https://youtu.be/bk3kEYefUtM

■【動画】
第一景「鞄」 『棒になった男』 安部公房サウンド・音楽と映像による朗読会 
https://youtu.be/KuLWJ80xBMk
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「都市の発達に伴う価値観の多様化は、一方では価値観の混乱、人間関係の危機、アイデンティティーの喪失を拡大させている。」(ゴーシュ・ダスティダー・デバシリタ『棒の森』の超時代性をめぐって―安部公房『棒になった男』論―より)
旭川ゆかりの世界的作家安部公房が1969年(昭和44年)に発表した戯曲『棒になった男』の朗読会を行います。《人間が社会制度のなかに取り込まれ、生存枕争、所有欲などによって人間性を失いつつあることが示されている》現代の問題を照射した作品をして高い評価を得、ドナルド・キーン訳の「TheManwhoturnedintoaStick」をはじめ、世界各国で多数上演され続けています。
・音楽・サウンドと映像による新しいタイプの朗読会を企画致しました。(安部公房が所有していたシンセサイザーEMSSynthiAKSの音色と映像資料をご紹介します。)

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