詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

小熊秀雄協会会報(第12号・3月31日発行)小熊秀雄賞市民実行委員会主催による朗読会「小熊秀雄×フラジャイル リッジリーディング」

小熊秀雄協会会報(第12号・3月31日発行)へ、1月27日にまちなかぶんか小屋にて行いました、小熊秀雄賞市民実行委員会主催による朗読会「小熊秀雄×フラジャイル リッジリーディング」の拙文レポートを、なんと冒頭にご掲載戴いております。佐相憲一様、誠に、ありがとうございます。北海道旭川市の活動をとりあげて戴き、心より御礼申し上げます。

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旭川朗読!

・1月27日(日)14時より、まちなかぶんか小屋(旭川市7条通7丁目)にて、小熊秀雄賞市民実行委員会主催による朗読会「小熊秀雄×フラジャイル リッジリーディング」を行いました。北海道で戦後72年続いた詩誌「青芽」の後継誌として2017年12月に創刊した詩誌「フラジャイル」同人メンバー(木暮純、冬木美智子、荻野久子、佐々木虎力、小篠真琴、伊藤菜乃香、柴田望)が、小熊秀雄作品または小熊秀雄にちなんだ自作詩を朗読致しました。遠地(東京、道南今金)在住同人は録音やLINE通話で参加、YoutubeでLIVE動画配信など、新たな試みも行いました。本会のための特別動画(「無題」「しゃべり捲くれ」https://youtu.be/IYfgpyTjh68 Youtubeで閲覧可能です。)も上映。旭川文学資料館の協力により作成できました。小熊秀雄は、この旭川市の至るところで文学や政治を大いに語り、作品を書き、詩を朗読し、若い詩人を育てました。旭川の土壌で培った詩精神を東京へ運び、重要な作品が次々と生み出されたと考えられます。「青芽」主宰、富田正一さんには、旭川時代の小熊秀雄を誰よりも知る小池栄寿氏のエピソードをお話戴きました。小池氏のことを誰よりも知る富田正一さんの言葉。詩のバトン。友情の「自分の路・他人の路」の色紙が旭川文学資料館に展示されていること等をご紹介されました。最後は会場の皆さんとご一緒に、全員で「蹄鉄屋の歌」を群読。「泣くな、 驚ろくな、 わが馬よ。 私は蹄鉄屋。…」会場の皆さんとご一緒に、大合唱のフィナーレとなりました♪ 以上で1時間余りの朗読会終了。小熊秀雄賞市民実行委員会の皆様よりこのような貴重な機会を戴き、心より御礼申し上げます。

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