詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■『コールサック』115号(2023年9月発行)P172「権力に対峙する詩心の連帯」植松晃一さんの詩誌評に、詩誌「フラジャイル」第17号のこと

■『コールサック』115号(2023年9月発行)P172「権力に対峙する詩心の連帯」植松晃一さんの詩誌評に、詩誌「フラジャイル」第17号のこと、アフガニスタンの女性たちの苦難に寄り添う佐川亜紀さんの「女たちの言葉は水路」、ソマイア・ラミシュさんからの日本の詩人たちへのメッセージ、『NO JAIL CAN CONFINE YOUR POEM 詩の檻はない』について大きく紹介戴いております。心より感謝申し上げます。
「ほんとうの詩には力がある。だからこそ権力者は詩を検閲し、抑圧しようとする。これからの日本の政治状況がそうした方向へ進まないという保証はどこにもない」(植松晃一)。
 本号の『コールサック』は崔龍源さんの追悼特集。崔龍源さん。。。8月24日のイベントで岡和田さんが語られたグローバルではない「惑星思考(プラネタリティ)」の感覚を、私はたぶん崔龍源さんの詩から感じていました。崔龍源さん、もしお元気でしたら、アフガニスタンの取り組みについて相談申し上げておりました。いつも「フラジャイル」をお送りするたび、温かい励ましのお手紙と、詩誌「サラン橋」を戴いておりました。詩誌発行人として大切にすべき想いを崔龍源さんから学ばせて戴いたように感じております。「フラジャイル、冬木美智子を大切にしなさい。彼女はいい詩人です。」…そんな温かいお手紙を戴きました。忘れません。崔龍源さん、ありがとうございます。心よりご冥福をお祈り申し上げます。f:id:loureeds:20231004125405j:image