詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■2023年10月29日(日)札幌エルプラザにて、北海道詩人協会「北の詩祭」

■2023年10月29日(日)札幌エルプラザにて、北海道詩人協会「北の詩祭」、おかげ様にて盛会のうちに終演致しました。皆様誠にありがとうございました。
 講師に谷川俊太郎氏公認カフェ「俊カフェ」店主・古川奈央さんをお迎えし、大変貴重な興味深いお話を戴きました。お父様(詩人・古川善盛さん)のこと、谷川俊太郎氏との出会い、俊カフェをオープンされた経緯、様々な詩人との出会いや俊カフェでの皆様の取り組み、詩の部活のこと、詩への想い、自由に読んでいい…詩の楽しみ方など、北海道詩人協会という場でお話戴けることがとても新鮮で、裕樹さんや町田すみさんのお名前、KOTOBA Slam Japanのこと…詩の異世界が繋がるような体験でした。本当にありがとうございました。
 ご講演は第2部にて、第1部は久しぶりに集まった協会メンバーと『北海道詩集』掲載作を中心に合評会を実施(3チーム)。第3部は朗読、詩人協会会員メンバー11名(1作3分を厳守💦)、オープンマイクに松岡真弓さん、森山鵲人さん、故永しほるさん(詩集『壁、窓、鏡』で第57回道新文学賞をご受賞!)、土師一樹さんも自作詩篇を朗読!!
 詩の言葉の喜びに満ちた北の詩祭、今年は『北海道詩集』第70号、北海道詩人協会賞が第60回という記念すべき節目の年。会場に1954年の『北海道詩集』第1号、協会創立の1956年の第3号を展示。この第3号には古川善盛作品「アセチレンガス」が収められており、古川奈央さんのお父様は私たちの大先輩だったのです。『資料・北海道詩史』の中にもお写真が!! 古川善盛さんの唯一の詩集、1996年12月8日に発行された『鬼郷七番通』、ご寄稿された1965年の『北海道=ヴェトナム詩集1』も展示させて戴きました。俊カフェさんで発行されている『ツヅル』最新号!と古川奈央さんの『手記 札幌に俊カフェができました 』の販売ブースも!
 1・2・3部で人数に少し動きがありましたが、30~40名くらいの参加。古川奈央さんのおかげで10名以上の一般参加がありました。札幌エルプラザ大研修室が会場、会長は坂本孝一さん、副会長が村田譲さん、詩祭委員長は熊谷ユリヤさん、委員にやまだ乃理子さん、会計理事渡会やよひさん、事務局長は柴田、今期理事最後の「北の詩祭」でした。会場BGMはSAYOさんのラヴァスト演奏ファーストとセカンドのCDでした。二次会居酒屋炎でも盛り上がり、皆様誠にありがとうございました。動画の編集が終わりましたらまたご報告させて戴きます。心より感謝申し上げます。

f:id:loureeds:20231103074031j:image
f:id:loureeds:20231103074035j:image
f:id:loureeds:20231103074039j:image
f:id:loureeds:20231103074042j:image
f:id:loureeds:20231103074045j:image
f:id:loureeds:20231103074049j:image
f:id:loureeds:20231103074052j:image
f:id:loureeds:20231103074056j:image
f:id:loureeds:20231103074059j:image
f:id:loureeds:20231103074103j:image
f:id:loureeds:20231103074107j:image
f:id:loureeds:20231103074110j:image