詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■『火ノ刺繍』について、ふたつめ目の動画の制作を試みました。
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“詩からピアノが聞こえる” 火ノ刺繍 La Broderie de feu 吉増剛造 響文社

youtu.be

ぜひご覧戴けましたら幸いです。
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・「聞こえてくる唇と、しかし聞こえない深い口笛」とは何か?
・着流しで来ていた土方巽が立ち上がって、
 「飯島くん、君の詩からはピアノが聞こえるよね」といった
 そのピアノはどんな音色か?
・「……」幽かな音だけが聴こえてくる「沈黙の言語」とは何か?
・編集者との闘い、何故、可読性をさまたげることをし続けてきたのか?

僭越ながら、こうした問いの答えを私なりに探究し、6分の動画に纏めております。
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「絵画を画家に、作曲を音楽家に任せておくなんてことをしてはならない」
「ジャンルを越境するじゃなく、自分でやってみること」という鮮烈なメッセージを昨年12月、ジュンク堂書店での『火ノ刺繍』対談の中で、吉増先生より戴きました。
この夏までの間に北海道で起きたこと、この目で見たこと、そのとき私の撮った写真もたくさん、動画にこめさせて戴きました。

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arabesque ~ 詩からピアノが聞こえる」 
動画・音楽制作:柴田望(詩誌『フラジャイル』代表)