詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

▪️小樽詩話会例会 10月20日(日)^_^

▪️10月20日(日)、フラジャイル同人の木暮純さんと二人で小樽花嫁センターへ。18時からの小樽詩話会の例会にようやく参加できました!今年出版された竹内俊一さんの3冊の詩集について、嘉藤師穂子さんをはじめ皆様が語る、また朗読も^_^というご予定だったのですが、竹内俊一さんが残念ながら御欠席となられましたので、やはり直接竹内さんに感想をお伝えしたい!という皆様の想いから、竹内さんの御詩集を語る会は来年に延期となり、今回は小樽詩話会メンバー皆様の近況報告という、これもまた、貴重な会となりました。文学縁日の様子や、警察の職務質問を受けて驚かれたこと、台風の影響、落語を見に行かれた感想、また、竹内さんの詩作品についてなど、興味深いお話がたくさん出されました。ムゾルグスキー作曲、ラヴェル編曲の「展覧会の絵」とマル・ヴォルドロンの「レフト・アローン」が左右流れる真ん中でインコが鳴くという竹内さんの詩作品について、片方はオーケストラにアレンジされた元はピアノ曲、もう片方はバンドやオーケストラにアレンジされやすいピアノソロ、どちらも骨組みがしっかりしていて無駄な音の無い作曲であり、それは竹内さんの詩作品の特色のよう。その左右の中央で奏でられるインコの鳴き声を読者として聴いたことが無いけれど、自由に想起させて戴いた感想などお話させて頂きました。また、毎号、嘉藤さんが会報に書かれている「パンケの沢」に触発され、かつて三井炭鉱の時代に栄えた上砂川町について調べたこと等、お話させて頂きました。久しぶりに皆様とお会いでき、本当に嬉しく、笑顔溢れる感動的な夜でありました。朝里の「なると」で木暮純さんと二人で若鶏の半身揚げを食べながら、小樽詩話会で学ばせて戴いて良かったねと話しつつ、旭川に帰りました。

詩集『草茫茫』『蟋蟀』『延齢草』
竹内俊一・著 緑鯨社 2019.3.1f:id:loureeds:20191026230050j:image