詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■富田正一さんの小説『ピヤシリ慕情』が名寄市開基百二十周年記念特別寄稿作品として、名寄新聞に6月22日より連載されています。

(ある期間に起きたこと…)

・詩誌「青芽」「青芽反射鏡」主宰、3月には詩集『老春のプロムナード』を出版された富田正一さんの小説『ピヤシリ慕情』が名寄市開基百二十周年記念特別寄稿作品として、名寄新聞に6月22日より連載されています。「お母さん詩人が若き日、ふと詩友を訊ねて来名した詩人・小熊秀雄との出会い、考え方、行動に心惹かれたという。詩友とは、当時名寄尋常高等小学校の教員・小池栄壽先生のこと。小池先生の控え目な姿勢にも心動かされた」(「青芽反射鏡情報№7」より)。
 6月から連載開始…、つまりコロナ禍のときに富田正一さんは深い過去と向き合い、対決していたということ。恩師や大切な人の憶い出を書くと決意し、詩ではなく小説という形式を選んだ。そのことに注目致しております。小説だけではなく、写真(佐々木康成氏)と音楽(吉川明男氏)がイメージを豊かにするクロスジャンル企画であることにも注目。

■写真は名寄新聞(名寄新聞社)令和2年6月21日「ピヤシリ慕情」の掲載にあたって

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