詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■「詩人会議」12月号・1月号(詩人会議) 柴田三吉さんの「詩のリズムと音楽性-小熊秀雄・今野大力を中心に」

■「詩人会議」12月号・1月号(詩人会議)を、編集長の秋村宏様よりお送り賜りました。心より感謝申し上げます。旭川小熊秀雄賞に関するページにわざわざ付箋を付けて戴いており、1月号p72には、柴田三吉さんの「詩のリズムと音楽性-小熊秀雄・今野大力を中心に」、昨年10月17日、アートホテル旭川で行われた第53回小熊秀雄賞贈呈式で柴田三吉さんに御講演戴きました。小熊と今野大力を中心に、詩のリズム、音楽性を交えて。「長長忌」について、「朝鮮の現実は小熊にとって日本社会の現実とぴったり重ね合わされていた」という御指摘鋭く、感銘を受けました。また、政治家や報道などが発する「言葉の表面的な音楽性」に惑わされてはならない。「詩はまやかしではなく、真の音楽性を生み出すことができる表現で、人間の中から生まれたもっともよきものの一つ」。旭川でこのお話を聴けた喜び、あの日の会場での記憶が甦ります。
 12月号のp69坂井勝さんの書かれた「マクラを振る」には、その贈呈式・記念講演の翌日10月18日、柴田三吉さんと坂井勝さん(小熊秀雄賞市民実行委員会)の素敵な笑顔の御写真が^^。坂井さんが旭岳をご案内され、紅葉・横葉の道をドライブ、湧駒荘(ゆこまんそう)へも行かれたとのこと。この日私と木暮純さんは、第53回小熊秀雄賞を受賞された長田典子さんを小樽へご案内させて戴き、小林多喜二碑、旭展望台、晴天の海の景色も素晴らしく、何よりご一緒できました時間が嬉しく、昨年は歴史的に大変な一年と言われますが、今考えると、大切な想い出、感謝すべき恩恵の出来事もたくさんありました。誠にありがとうございます。

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