詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■7月3日(土)の北海道新聞夕刊《道内文学》(三角みづ紀氏) 星まゆみさんの第三詩集『ひだまり』について

■7月3日(土)の北海道新聞夕刊《道内文学》(三角みづ紀氏)、「可能性追求 三者の傑作」として、山田亮太さんの『誕生祭』(七月堂)、本田初美さんの『芭露の森』(緑鯨社)とともに、なんと5月14日にフラジャイルより発行致しました星まゆみさんの第三詩集『ひだまり』を傑作の一つとして紹介戴いております。感激致しております。心より感謝申し上げます。
 作品「海の声」の引用、星まゆみさんの詩の魅力について、「苛烈な光景すら見逃さずに、自己の言葉で咀嚼していく。文字が風景をともない、したためられた月日がどこまでも豊かである。」…文字の向こう側に響く詩人の想いを感じて戴いた、詩の本質に迫る深い評。誠に、ありがとうございます。詩集『ひだまり』、編集は二宮清隆さんと柴田が担当、帯は二宮さんが書きました。木暮純さんに校正をしてもらって3~4月に制作(印刷会社あいわプリントさんにもこの記事を報告致します)。
 また、私にとっては「青芽」の先輩、小樽詩話会でご一緒の尊敬する本田初美さんの、芭露の豊かな日常をえがく素晴らしい詩集『芭露の森』。そして本稿に紹介されている山田亮太さんの「光る手」、2019年8月24日に旭川ときわ市民ホールで開催致しました「小熊秀雄朗読会」にて、山田さんご自身の朗読を胸熱く拝聴致しました。聲が聴こえてくるようです。

 

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