詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

9月15日発行の月刊『北海道経済』10月号に、「フラジャイル代表の柴田望さん、詩人協会賞受賞後、初の詩集」

■本日9月15日発行の月刊『北海道経済』10月号に、「フラジャイル代表の柴田望さん、詩人協会賞受賞後、初の詩集」として、柴田の詩集について紹介戴いております。誠にありがとうございます。
 拙著『壁/楯/ドライブ/海岸線』の「東鷹栖安部公房の会」について書いた「壁」連作(変形譚、雨のシーン、故郷憧憬、片山晴夫先生へ)。(故郷憧憬)は2017年2月に旭川市中央図書館へ映像と音の機材を持ち込んで行った「無名詩集」朗読会の思い出。少年兵だった富田正一さんの戦い「楯(富田正一さんへ)」、祖父の戦争体験をもとにした「海岸線」について。高野斗志美先生の代表的な『安部公房論』(記事内で紹介されている『無名詩集』論はこの本ではなく1997年の「北方文芸」終刊号に収録されています。)、富田正一さんが72年間活動を続けられた『青芽』の終刊号(2018年・夏)、南樺太の立体地図の写真もご掲載戴き、三つのポイントを軸にご紹介戴いております。心より感謝申し上げます。

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