詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■詩誌「フラジャイル」第17号『別冊~自由への月日~』Dropboxよりダウンロードも可能です✨

■詩誌「フラジャイル」第17号『別冊~自由への月日~』、
Amazonよりご予約を戴いているようです。誠にありがとうございます。
https://onl.la/7qaTkrL

◎また、本体にてアナウンスしております通り、PDFファイルでの謹呈も展開しております。こちらのDropboxよりダウンロードも可能です✨ぜひ多くの方にお読み戴けましたら幸いです。
https://www.dropbox.com/s/gi5djv4b1qdujzr/%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%89%88%E3%80%80%E5%88%A5%E5%86%8A%EF%BC%8D%E8%A9%A9%E8%AA%8C%E3%80%8C%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%80%8D%EF%BC%91%EF%BC%97%E5%8F%B7.pdf?dl=0

★2022年9月17日に旭川で行われた鎌田東二先生(京都大学名誉教授)の講演「吟遊詩人、北海道を巡る」を掲載!詩集『絶体絶命』(土曜美術社出版販売)、サードアルバム『絶体絶命』について、ご自身の詩作について、大変興味深いお話を戴いております。

★2022年12月24にジュンク堂書店旭川店ギャラリー・ジュンクにて行われた詩誌「フラジャイル」5周年記念「詩After00's吉田圭佑~新しい時代の詩について~トーク&ダイアローグ吉田圭佑×柴田望」、このときの会場の「空間詩集」やイベントレポート、
津川エリコ氏(第55回小熊秀雄賞・第56回北海道新聞文学賞)の詩篇三篇、岡和田晃さんによるD・M・トマス詩の翻訳「頭脳姦(ザ・ヘッド・レイプ)」、

★詩誌「フラジャイル」同人の吉田圭佑の第55回有島青少年文芸賞受賞作「O Contradictio」の全文と、批評家・杉中昌樹さんによる評論「吉田圭佑「O Contradictio」について」を同時掲載。

★文芸評論家・高野斗志美氏の没後20年特集(高野斗志美「オレストの自由 ― 戦後文学のエゴについて」全文、清末有二「寄稿 一人称」、柴田望「夢」)。高野先生の追悼特集は、旭川の文芸同人誌『タイムポテンシャル』元同人の清末有二さんの寄稿もあり、『タイムポテンシャル』復刻のような佇まいです。

★2月に逝去された、詩誌「青芽反射鏡」「フラジャイル」同人、木下ヒサ子さんの詩篇「夜汽車」も掲載致しております。
2021年10月に柴田望が三浦綾子記念文学館でお話しさせて戴きました講演「安部公房の世界観~高野斗志美「黄色い鴉の神 安部公房『制服』についてのぼくのノート」も全文を収録致しております。これは静岡の詩誌「くれっしぇんど」主宰で昨年7月に逝去された高橋絹代さんから戴いた貴重な資料がきっかけの講演でした。
 
★詩誌「フラジャイル」創刊5年にして初めての別冊。永久保存版を発行することとなりました。初めてのオンデマンド出版、ISBNバーコードの付いた冊子になります。かなり駆け足の編集にて実は不安ですが、これまでの詩誌「フラジャイル」バックナンバーと同様、永久保存したい内容です。ある人生のうちで最も密度の濃い時間のひとつの記録です。何年後もAmazonで買うことができるはずなので、その点では安心しております。ここまで導いてくださった多くの方に心から感謝を申し上げます。(柴田)

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詩誌「フラジャイル」第17号 ~自由への月日~
別冊 目次 2023年4月
2  《ゲスト》 津川エリコ 詩3篇
   イモみたいな石 畔  小さい小母さん
6  夜汽車  木下ヒサ子
8  詩誌「フラジャイル」5周年記念
   詩After00's吉田圭佑 ~新しい時代の詩について~
   トーク&ダイアローグ 吉田圭佑×柴田望
13 吉田圭佑「O Contradictio」について  杉中昌樹
15 吉田圭佑  O Contradictio 
20 空間詩集
21 イベントレポート (詩誌「フラジャイル」創刊5周年記念)
23 講演 鎌田東二   
   ~吟遊詩人、北海道を巡る
   2022年9月17日 主催 詩誌「フラジャイル」
   会場 旭川建設労働者福祉センター(サン・アザレア)
31 高野斗志美歿後20周年特別企画                
   オレストの自由  ― 戦後文学のエゴについて
   高野斗志美
48 寄稿 一人称  清末有二
49 夢  柴田望
51 《氷点カレッジ》講演録 
   2021年10月23日 三浦綾子記念文学館
   「安部公房の世界観」
   高野斗志美「黄色い鴉の神 安部公房『制服』についてのぼくのノート」
   柴田望
64 編集後記