詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

🌗バームダード(亡命詩人の家)へ詩をお送り戴いた詩人の皆様へ✉2024年3月31日

🌗バームダード(亡命詩人の家)へ詩をお送り戴いた皆様へお知らせ申し上げます。

📖『NO JAIL CAN CONFINE YOUR POEM 詩の檻はない』関連のお知らせをお伝え申し上げます。

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1)
・2023年7月~12月末までの日本語版『NO JAIL CAN CONFINE YOUR POEM 詩の檻はない』の売上は334冊でありました。
 (Amazon楽天ブックス、一般書店)
 皆様、本当にありがとうございました。
 2023年分販売売上の印税は334冊×170円=56,780円でありました。
 (一冊1700円税別の10%=170円)
・同期間に刊行した(『詩の檻はない』やソマイア・ラミシュさんのことを特集した)詩誌「フラジャイル」の印税と合わせますと63,332円となりました。
・デザインエッグ社のオンデマンド出版の仕組みで、「売上の半年後」から印税の振込申請を行うことができますので、3月に申請できた44,031円から源泉徴収額4,495円と振込手数料262円を差し引いた39,274円(€232.49)を、3月9日、PayPal経由でバームダード(亡命詩人の家)へ送金させて戴きました。先日、ソマイアさんより無事届いた旨の連絡が入り、一安心致しました。
 残りの印税19,301円も6月以降、送金をさせて戴きます。誠にありがとうございました。2024年以降販売分の印税も送金継続して参ります。

2)
・フランス語版の『詩の檻はない』"Null Prison N'enfermera Ton Poeme" についてお知らせ申し上げます。
↓OXYBIA社のこちらのサイトから購入することが可能です。
https://oxybia-editions.com/2023/11/26/nulle-prison-nenfermera-ton-poeme/
・1月20ー21日のオンラインイベントでお世話になった、フランスペンクラブ会長のCarole Mesrobian Carcilloさんが、この出版社を経営されていることが判りました。
mesrobiancarole@gmail.com
↑OXYBIA社の連絡先としてサイトに掲載されているCarole Mesrobiaさんのアドレスにオーダーを確認し、無事購入することができました。
※支払いはPayPalを利用しました。1冊13ユーロ、送料は3冊で5.59ユーロでした。
・もし購入したいけれどやり方がよく分からないという方がおられましたらご連絡ください。

3)
・『現代詩手帖』(思潮社)2月号 特集《抑圧に抗して 世界からの声》に、拙稿「冷笑に抗う声~『NO JAIL CAN CONFINE YOUR POEM 詩の檻はない』」を掲載戴きました。
http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_3203.html
・ソマイア・ラミシュさんの呼びかけ、8月の『詩の檻はない』の出版、KOTOBA Slam Japanの招聘により実現した12月のソマイアさんの来日、昨年一年間のことを書かせて戴きました。

4)
・『中央評論』(中央大学)326号に大田美和さんのエッセイ「詩は息をするようなもの―アフガニスタンの詩人の呼びかけに応える詩集に参加して」が掲載されています。
・ソマイア・ラミシュさんの呼びかけ、『詩の檻はない』発行の経緯、10月15日の横浜でのイベント、フランス語版の出版…ソマイアさんや日本の詩人の皆様の詩作品についても、とても丁寧にご紹介戴き、感激致しております。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/chuoup/magazine-bulletin

5)
・『現代短歌』(現代短歌社)2024年3月号に大田美和さんの「ソマイア・ラミシュさんへ~アフガニスタンの亡命詩人と、詩集『詩の檻はない』の発行を祝して、日本の詩人三人が横浜・寿で対談した」、短歌十首が掲載。アフガニスタンのこと、ソマイアさんのこと、12月19日の横浜のこと、深い感銘を受けました。論考「非暴力、平和、均等法前夜の青春」と併せて興味深く拝読させて戴きました。
http://gendaitanka.jp/magazine/2024/03/

6)
・韓国の『詩評』(3月10日発行 The Poet Society of Asia 編集人 高炯烈氏。中国、インドネシア、日本、韓国、台湾、ベトナムの詩人の作品集。日本からは佐川亜紀さん、青木由弥子さん、伊藤芳博さん、半田信和さん、柴田望)に寄稿させて戴き、作品説明の欄に『詩の檻はない』のこと、ソマイア・ラミシュさんの活動について書かせて戴きました。韓国やアジアの詩人にも『詩の檻はない』のことを知って戴けましたら幸いです。
https://fragile-seiga.hatenablog.com/entry/2024/03/17/215318
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おかげ様をもちましてようやく本の印税をバームダードへ送ることができました。
ここまでたどり着くことができましたのは皆様のおかげであります。心より感謝申し上げます。

ソマイアさんからも次のようなメールが届き、とても喜んでくれました。皆様への感謝のメッセージであります。

With your help, our voice is expanded every day and we work together for our common goal, which is freedom and equality!

2024年も新しいプロジェクトに取り組んで参る所存でございます。
詳細が決まりましたらまたご報告させて戴きたく存じます。
引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。