■詩人、界兀歩(さかいごっほ)さんより、詩集3冊と、大量の詩作品のコピーを戴きました。誠に、ありがとうございます。
本日、健康診断の帰りに中央郵便局でぎっしりつまったレターパックを拝受。界さんの世界にどっぷり浸かっております。界さんは現代の言葉で、それを自分の言葉にして、現代について書いている。新たな言語を編んでいる。そのように感じました。
詩集『unari ききうなり』(1999年 旭図書刊行センター)
詩集『岳樺別冊 界兀歩詩集』(1992年 岳樺編集部)
詩集『綴、管』(1991年 土曜美術社)
コピー 詩作品
・2017年
「mudai」「うららかな春の日」「日を浴びて」
・2016年
「接続法のよる」「風光異聞」「
・2015年
「無題感無量」「一ツニシテ幾ツ、幾ツニシテ一ツ 主ヨ」
「あけがたのときをまつていた」
・2014年
「音楽と共にあるひととき、この見透し難き世に―
(一人の演奏家の想い出と共に)
・2013年
「某日」「秋の日、発寒川」「うた供養」
・2009年
「イツ シカト」
・2007年
「そして ぼくらはいま、どうしているのか……」
一見硬質、じつはユーモアたっぷり。現代の書き方でいて、古典にも通じている、様々な表現方法に挑戦しているけれど、奇をてらっていない。界兀歩さんだけの言語空間は器が広く、日本語(時には外国語も)の端から端まで許容している。
・・・じっくり浸らせて戴きます。
先日、5月25日(土)に札幌市豊平館にて、全道規模、道外からも御参加を戴いた朗読会《第2回 ぽえむ・ライヴin豊平館》、無事執り行いましたが、その前日に界π歩さんは柴田にお電話を下さり、北海道新聞でこの朗読会をお知りになったのでぜひ参加したいと仰ってくださり、朗読をしてくださいました。本や雑誌でお名前を拝見していた界兀歩さんご本人とお話でき、なんと朗読まで・・・。その後、お電話やお手紙でお付き合いを戴き、「色んな表現やこだわりがあっていいと思う」「朗読会、新鮮な刺激だった」との有難いお言葉。誠に、ありがとうございます。