■支倉隆子さんの個人誌「√２通信」No69を拝読させて戴きました。暗い日々に差し込まれる一条の光、温かい詩の波動を賜り、心より御礼申し上げます。支倉さんの詩作品「ふくら港」、鳴門海峡に面した淡路島の南端の潮風の薫りを、北の山奥で拝読させて戴いております。「地名もひとつの傷である」というフレーズに驚愕致しております。北海道の地名はほとんどアイヌ語から取られております。北海道も至るところ傷だらけであります。官僚制度を批判したカレル ヴァン・ウォルフレン著『人間を幸福にしない日本というシステム』、大学時代に読まされました。負を明確にすればこそ、正に向っていけると思います。UP and DOWNを心がけ、創作にも精進致して参ります。
第24回、25回『洪水伝説（稽古篇）』に参加させて戴ける貴重な機会を賜り、心より御礼申し上げます。いまから待ち遠しく、準備を行って参ります。
