詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

第33回 旭川詩人クラブ詩画展

■「第33回 旭川詩人クラブ詩画展」が、なんと10月号のホットペッパーのかなり冒頭のページ(ワクワク☆おでかけ情報)に掲載されております。写真の左から2番目が柴田です。ホットペッパーの読者層がワクワク来てくれるとは到底思えないのですが、良い意味での違和感が面白い。昭和の時代、旭川の地で下村保太郎が発足し、鈴木政輝も参加した由緒ある会であります。
 今日の夕方、沓澤さんに杉中昌樹さんのペーパー(「詩の練習vol.37」帷子耀特集)を渡そうと、ふと会場へ寄ったところ、佐々木真さんが柴田の三冊の詩集を持って来てくれていて、サインを求めてくれた。誠に恐縮です。詩人クラブの展示、富田正一さんによる、「フラジャイル」を応援してくださる熱き詩画の展示に感激し、富田さんにお電話したところ、なんと月曜には新しい『青芽反射鏡』と荻野久子さんの新詩集が届くはず、とのこと。楽しみです。今月のグラフ旭川は富田さんの詩と小説まで掲載されている。柴田は8-9月が忙しすぎて体調を崩してしまい、気管支喘息で通院中にてかなり落ち込んでおりましたが、11月には「北の詩祭」に何とか出たい、12月には荻野久子さんの詩集の出版記念会を開催したい。できれば片山晴夫先生の東鷹栖安部公房の会での講義録を次の「フラジャイル」に掲載したい。小篠さんや新しい同人の方たちからも原稿が届いている。
 9月20日シアターキノで『幻を視るひと』を観ることができたのは奇跡の救いのようでした。杉中さんから新しい吉増論も戴いている。かつてSAPPORO UNDERGROUND NECCOで「黒展」や「字展」に参加させて戴いた温かき想い出を胸に…「旭川詩人クラブ詩画展」会員それぞれの個性のある展示に励まされつつ、次の動きを企てて参ります。

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