■昨日10月31日(土)、第57回北海道詩人協会賞の賞状を、村田譲会長より賜りました。身に余る光栄にて、畏れ多く、心より感謝申し上げます。尊敬する本庄英雄さんの『空を泳ぐ』(中西印刷)と拙作『顔』(ムゲンブックス)が受賞というかたちにて、本来はこの日に北海道詩人協会の総会が予定されており、そこで表彰式が例年は行われるのですが、今年はコロナ禍にて、三役の皆様とのたった四人の小さな集いながら、至福な心の賑わいに満ちたハロウィン。詩の置かれた状況への課題や、先行きの見えない現状ながらも今後のご予定のお話があったりと、未来を生き抜く詩への希望を感じました。江原光太氏や鈴見健次郎氏といった先達についてのお話も伺えました。何故かしきりに、お会いしたことのない大貫喜也氏の詩篇が頭に、声のように浮かびました。ブルームーン、46年ぶりの10月31日の満月に稀有なひと時を、誠にありがとうございました。