詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

■みつべえさん(よねたみつひろさん)の個人誌「卵Ⅳ」(2020年12月20日)

■みつべえさん(よねたみつひろさん)より、個人誌「卵Ⅳ」(2020年12月20日)を年末に戴いておりました。誠にありがとうございます。表紙をめくると「寒いね。そうだ、熱燗のもう。乾杯。」とあります。同感です。しかしオンラインでやるしかない状況ではあります。
 全体の半分以上のページが「ツイッター不要不急ログ」。6月1から8月2までの詩人の日常。コロナ禍の行動と思考の記録。久しぶりに急いでhttps://twitter.com/poetarot を拝見します。お元気でしょうか。
 詩篇「■あいふぉん」、多くの人が一日のうち多くの時間向き合っているスマートフォンは登場しません。会話というか一人語り。もしかしてこれは非常にリアルな、人類と人工知能との関係なのかな、と想像すると、ぞっとしました。人類は手懐けられているようです。「あのさ/雨やまないの/あんたのせいじゃない/謝らないで/穴に入らないで/あれから百年ふってるけど/愛してるの/青ざめたでしょ いま」(「■あいふぉん」)。

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