詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

『北海道経済』6月号146ページに東延江さん(旭川文学資料館館長)による「旭川文学資料館を支えたー富田正一、佐藤比左良二人の詩人逝く」が、『メディアあさひかわ』6月号169ページには「詩人の富田正一さん、94年の命を閉じる 詩作と詩誌発行活動に捧げた生涯」

■昨日から店頭に並んでいる『北海道経済』6月号146ページに東延江さん(旭川文学資料館館長)による「旭川文学資料館を支えたー富田正一、佐藤比左良二人の詩人逝く」が、『メディアあさひかわ』6月号169ページには「詩人の富田正一さん、94年の命を閉じる 詩作と詩誌発行活動に捧げた生涯」という追悼のページ(墓碑銘)が設けられ、こちらには「フラジャイル」のことにも触れて戴いております。
 《心の拠り所》を築くために…72年という日本現代詩人会、日本詩人クラブよりも長い歴史を持つ詩誌「青芽」で多くの詩人を育て、北海道の詩文化の発展に大きな貢献をされた富田正一さん。
 佐藤比左良さんはかつて「ちひろなみお」のペンネームで詩作をされ、ガリ版詩誌「うたり」を発行、第四回小熊秀雄賞では詩集『灯台』で江原光太さんとともに準賞を受賞。今野大力研究に生涯を捧げ、「資料 旭川新聞の今野大力」「今野大力遺稿ノート 上・中・下」をまとめられた旭川の文学、そして詩文化を守ってこられた、大きなお二人にずっと畏敬の念を戴いておりました。お二人とも、初めて私がお会いしたのは2016年の旭川詩人クラブの集いでした。お二人の前で即興詩を朗読し、手が震えたこと、昨日のように記憶致しております。旭川が詩の街であることを伝え続けます。心より感謝申し上げます。

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