■11月12日(金)付の北海道新聞夕刊(全道版)にて、
「文字で残すこと 役割だと確信」三角みづ紀氏の評により、
旭川出身の詩人・二宮清隆さんの詩集『ゆめ野』が大きく紹介されています!!
和綴じ、見たこともない美しい詩集です。
「うすあわく、うすくながれ、うすあめ、うす青く、うすあくび…。
映写機より投影される光景を想起する。その光景を教えてくれるのは著者であり、ひとりの詩人だ。」
「詩は消えない」二宮さんが詩情豊かに掬い上げる神秘的な時の断面。
二宮さんの詩の力によって、旭川は今もどの風景も映画のようです。
函館の荒木元さんの「GA‐GYU+10」にも触れられており、
「二宮清隆が個として記憶を綴るならば、荒木元は社会ないしは世界、宇宙の視点で観察している。どちらも詩作に必要な視点である。」という分析も興味深く、嬉しく拝読させて戴きました。