詩誌『フラジャイル』公式ブログ

旭川市で戦後72年続く詩誌『青芽』の後継誌。2017年12月に創刊。

「平和への祈りをこめて・詩篇の読み語り公演」(主催/詩篇読み語りの会 協力/グループ森)に出演させて戴きました。

・7月2日(日)、札幌エルプラザ4F大研修室にて、「平和への祈りをこめて・詩篇の読み語り公演」(主催/詩篇読み語りの会 協力/グループ森)に出演させて戴きました。会場お客様70人もの盛会でありました。誠にありがとうございます。
◆こちらから動画をご覧戴けます。
https://youtu.be/t9T25mLhdNI
 第1部は土橋芳美さんの詩集『ウクライナ青年兵士との対話』(サッポロ堂)の朗読を小川道子さんと柴田の二人で。平和へのメッセージをこめて。土橋芳美さんが書かれた世界観へ誘われますよう、照明、効果音も入り、演劇の舞台のようでありました。
 第2部は3月に逝去された加藤多一さんの詩篇・小説を、グループ森の俳優の皆様と朗読。柴田は今年60周年の小樽詩話会で加藤多一さんに大変お世話になりました。「フラジャイル」をお送りするたびにお葉書を戴きました。多一さんが遺された大切な言葉として、クナシリ・メナシの戦い、蠣崎波響の「夷酋列像」について鋭い考察が展開される詩篇「枝を焚く」(詩集『タイチの場合』)を朗読させて戴きました。
 企画の立ち上げ、観客の動員、会場の設営から片づけ、朗読の発声や作品への取り組み方も、いつも詩人たちと行っている朗読会とは違う、演劇の世界を現場にて学ばせて戴きました。皆様とご一緒できましたこと嬉しく、貴重な機会を賜り、心より感謝申し上げます。

第1部 長編詩「ウクライナ青年兵士との対話」土橋芳美
 (出演)
 小川道子 演劇集団グループ森代表
 柴田望 詩誌「フラジャイル」

第2部 3月18日に急逝した作家・加藤多一追悼の思いをこめて
①詩集『タイチの場合』(共育舎)から
 「一本の薪のこと」 小山りか 
 「忘れよう」 椿めぐみ 
 「枝を焚く」 柴田望 
 「雪の道へ」 田中真紀 
②小説『ホシコー星をもつ馬』のダイジェスト詩
 「海を渡ったホシコ」 ダイジェスト編集:小川道子
 読み語り 倉本由梨亜  

音響編集・操作 瀬田石和実
会場スタッフ 東海林真弓 飯沢菜奈子 近藤亜美
制作スタッフ 小川道子 東海林真弓

https://youtu.be/t9T25mLhdNI

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