■山田亮太さんの第3詩集『誕生祭』(七月堂)
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世界認識はどのように行われるべきか。今がどういう時代なのか、どのような過去から歩み続けられてきたのか。世界の実存のどの地点で、感性は何を受信することを知らぬ間に習性化され、普遍的で不可視な死角を生み出しているのか。これほど衝撃的に、考えさせられた詩集はありません。
2019年8月24日に旭川で行われた「第18回 小熊秀雄朗読会 山田亮太さんを迎えて」(主催 小熊秀雄賞市民実行委員会)で朗読された「光る手」、詩誌「フラジャイル」7号(2019年12月)に掲載の「この世」も収録。