■『新しい手洗いのために』TOLTA(2020.11.22)
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・手を洗うという行為についての叙事詩、『新しい手洗いのために』をようやく読めました。目次も美しい作品のようで、いつかこんな本が創りたいと思いました。
「洗えなかった手をよく覚えておくこと
この手はいまここにしか存在しない手であると
よく意識すること」(54ページ)
皮膚が弱くて、消毒スプレーに悩まされている人や
ワクチンの副作用が怖くて打てないと怯えている人たちのために、詩や文学の想像力に何ができるか。
習慣が生命と思想へ直接及ぼす変化について
現代が告発されていると感じました。